社員食堂のサンプルメニューの前で、
「今日は何を食べようかな」
「どれにしようかな」
と一人悩んだり、同僚と一緒に腕組みをして悩んでいる姿はよく見る光景です。
このお悩みには、実は二つのパターンがありました。
一つめは、特に食べたいものがないけど(食欲をそそられるものがないけど…)「どれにしよう」という悩みで、腕組みをしたまま、定番のカレーや定食に向かっていったりします。
もう一つの「どれにしよう」は、こっちも食べたいけど、そっちも美味しそうだ、という場合です。そんな時は、みんな悩みながらも笑顔になっていることが多く、自然と同僚との会話も弾みます。
選ぶものがたくさんあるという悩みは贅沢な悩みですが、他社の社員食堂見学後の一番の社員要望は、メニューが豊富で選択肢があることでした。
もちろん食堂運営全体から見ると、メニューを豊富にすることはそれなりにコストがかかります。
しかし、「笑顔になれる社員食堂」になるのであれば、食堂業者さんと総務担当者で知恵を絞って取り組む価値は大きいと思います。
そして、社員から「美味しかった」、「いつもありがとう」と食堂さんにお礼を言ってもらうようになれば、さらなる”やりがい“につながります。
飽きがこないうちに、チョットずつ変化をつけたり工夫をしながら、活気と笑顔のある社員食堂を持続させるのは、総務担当者の想いと努力にかかっています。
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